花と暮らす。
ぱっ!と、しない主人に、 「あなたは、私と結婚した時に、人生の運をすべて使ったわね・・・」 と、言うと・・・・ 微妙な間の後・・・ 『キミ・・・。帰ったら辞書で、 け・ん・きょて、調べてごらん・・・』 と、言われました。 十分、謙虚な発言だわ・・・! すると、主人の携帯が鳴り、知り合いの奥様が急に亡くなられたとの連絡でした。 親族以外、お知らせにならなかったのに、どうして我が家には・・・? と、いうと・・・。 『玄関に家内がいつも花を生けてましてね・・。 奥さんに淡いピンクの花でも…、活けてほしいんですわ・・・。』とのことでした。 お伺いすると、運ぶのも少し大変な備前焼の壺が正面においてありました。 レッスンの日でしたので、センダイ萩や山紫陽花を生けました。 『おお・・・・よろしいな・・・』 と眺めるご主人の、嬉しそうな、悲しそうな、愛おしそうなお顔・・・忘れられません。 戻らない大切な人との暮らし・・花が少しは慰めてさしあげられるかしら・・・。 ぶつぶつ罵り合っている私たち・・・反省です・・。
新緑の中の、5月の薔薇・・・全員素晴らしくてほんとはすべて載せたいのです。
<紫陽花を生ける>と<オーバル型 >
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