雪の日。
雪の日。朝、カーテンを開けると・・・ソトは真っ白。まだ、朝の7時ごろでしたから、しんしんと雪は降っています。芝生もすっかり雪に覆われています。 犬のクウを,連れて出ると・・・???何これ・・という表情。怖がりのクウは、身じろぎもしません。ところが、ちょットバランス崩して雪の中に前足が-サクッ!-と・・。・・・と、その感触に♪♪♪。まあ、その後、雪の上を走ること、飛び跳ねること。私が呼べど叫べど・・心は♪♪♪♪・・・。いい加減にして・・・。私が凍る・・って。 <犬が喜び庭駆け回り・・>て、このことなのね。 話は変わりますが・・先日、難波の高島屋に《東大寺襖絵・小泉淳作展》を観に行きました。 素晴らしい力強い線であるにもかかわらず・・静かな静かな蓮。単純な桜の花が色の濃淡だけで浮かび上がる・・陰影と広がり。 余計な感情や欲がいっさいないのです。もう,貫けきっているの。80歳を過ぎていらっしゃる作者の仕事に、圧倒されました。 売れるから・・・と、日本画家がこぞって描く桜を、絶対画かなかった作者。人生の最後の最後に、画かざる得なかったのは・・何なのか。淡々と一花一花を画く作者の写真に、ものを創りだす人の本当の凄さを感じました。 それにしても、80を過ぎた作者が、この壮大な仕事を引き受けたこと。それに、依頼した方・・・。どちらも凄いです。5年の歳月をかけ、今85歳。 ちょっと、疲れやすくなった・・とか、小さい字が見えない・・・とか、自信なくしてる場合じゃないわ。そんなことで逃げていて、ほんとにごめんなさい!!と、思いながら会場を後にしました。
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