本物の美しさ・・・。

 何気なくつけていたテレビで、<京都の友禅作家>と<イタリアのバックの老舗・モラビト>のコラボレーションを取り上げていました。  ー世界にひとつの鞄創りー         一流の技術と研ぎ澄まされた美意識デザイン力、         絶対的な自信と相手を認める謙虚さ、           そして、いいものづくりへの確信。         無から有へ・・プロの仕事を見せていただきました。 ただ、日本では職人の評価も低く、仕事も少なくなりました。 理解できる人が減ったからでしょう。  テレビの仕事をしている主人が嘆きます。 「カメラマンが機械は扱えても、構図や美の勉強をしていない! 四角い画面にどんな映像をはめ込むかは考えていない。映像で頭が切れても平気。 被写体とバックのバランスなんてむちゃくちゃ!昔は映像のプロが居た!」と。  ~ ハハハ!!嘆くな・・おじさん ~ どこの世界もプロはいなくなりましたよ・・。 マウスを動かせば何かが出てきて、コンピューターの組み合わせたものが、〔私のデザイン〕。 骨格のない鳥を書いているタレントの絵画展がもてはやされて。   何が美しくて、どうして安らぎを感じるか・・。それには、必ず理由があります。 土台となる知識,知恵が必要です。 その基盤の上に立って、大きく変化できる人が<プロ>です。 私の尊敬する、デザインの仕事をしている友人が嘆いていました。  「院展見に行ったけど、平山郁夫以外、みんな偽者・・素人・・」  ふ~う・・・・第一線を退いた時、「あの人はプロだったね・・」と言っていただけるように、                            ・・・・が ん ば ろ う・・・・・    

atelier LA GRAINE

皆様の心地よい時間と空間を創ります アトリエ ラ グレン

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